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第133話 明日は月曜日

嫌なことは数えても減らない。明日が月曜日ってだけで憂鬱なのに、一時間目はよりによって数学。やばい、まだ宿題やってないや。二時間目は日付と出席番号をこじつけて当てられる英語。明日は六日、俺は六番、最悪だ。三、四時間目は体育だから、まあいいや。運動して、弁当食って、昼休み明けのいちばん眠い五時間目の古文はきっと子守歌。六時間目はなんだっけ。そうそう、世界史。いつだったか、教科書忘れたって隣のクラスから駆け込んできたおまえ。貸してやったら、ザビエルに落書きされて返ってきた。あのアフロヘアと眉間の変なホクロはまだ消してない。きっとこのまま、ずっと消せない。 それが終わって、ようやく部活。おまえに会える。いいことは、なんべん数えてもそのひとつだけ。その瞬間のためだけに俺は明日も学校に行く。俺はザビエルのページを開いて祈るんだ。ああ、忘れさせてくれ、嫌なことなんか。お願いだから、その瞬間までは。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 古池十和さんには「嫌なことは数えても減らない」で始まり、「だから、その瞬間までは」で終わる物語を書いて欲しいです。できれば3ツイート(420字)以内でお願いします。 #書き出しと終わり #shindanmaker https://shindanmaker.com/801664

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