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第88話
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「え、…嘘!は、恥ずかしい」
「恥ずかしいことないだろ。三階の身体もっと見たい。凄く綺麗だから…」
だ、だからと言って全裸になるなんて!って思うし第一!!僕のあそこは成谷先輩から受けた刺激で大きく変化していた。まさかのまさかで!
だって凄く気持ちが良くて身体がムズムズしてきてしまい…興奮を抑えることが出来なかった。
でも我慢しようと思えば思うほど下半身がウズいてもじもじしてしまう。
そんな男の生理現象だってわかっているけど、そんなの…見せられない…
「や、…やです……」
「って言われると…脱がせたくなるんだよね」
はあぁ!?
首筋に成谷先輩の頭が押し付けられると先輩の髪からふわりと良い香りが広がる。
ぐりぐりと鎖骨に頬擦りする先輩が少し可愛くて頭を控えめに撫でてみた。
柔らかくて…さらさらしてる…
…その髪に触れながらいつもしてもらうようにポンポンと撫でると心が温かいなる……って…
下からカチャカチャと音が聞こえ自分がしているベルトを外す音だと気が付いた。手際よく先輩が外しスラックスを脱がそうとしているではないか!
「ちょ!何してっ!」
「大丈夫」
何が!!!!
「三階の全部を見たい…それだけ好きってこと…わかる?」
「…!」
え、何か成谷先輩がちょっと違う…
柔らかい雰囲気は変わらないけど、その笑い方…
……何度か見たことがある…
…
は!
っ!ってイヤーーー!!!!
するりとスラックスを…下着を脱がされてしまった。
恥ずかしくてもうどうしたらいいかわからない!
全裸でここから逃げたしたい!
「恥ずかしがらなくていいのに…ってそんなことで恥ずかしがってる三階が可愛いんだけどね。本当…こっち見て?」
抱き起こされてベッドの上で先輩の膝の上に抱っこされた。全裸で…
優しく髪を撫でてもらい慰められるように唇を甘噛みされる。先輩は服着てるのに僕は全裸で…何なのこれ…
「は、恥ずかし過ぎます…何で僕だけ…こんな…」
「後でちゃんと俺も脱ぐから。そうしたら俺の身体…三階の好きなようにしてくれて構わないよ…」
…
…え!
「!!!……」
「…あれ、何かやらしい想像しちゃった?勿論やらしいこと三階がしてくれると凄く嬉しいけど…」
「いや!や!そんな!」
「はは…まぁ…俺はやらしいことしちゃうけどね」
成谷先輩はこめかみにキスをしながらそう囁くと、再び乳首を指先で撫でてくるツンツンされふにふに遊ばれる。
泣きたくなる羞恥から先輩の胸に顔を押し付けてしまう。
「…や…」
あ、イヤ…ムズムズしてくるこの感覚が恥ずかしいのに…逃げたしたいのに…どうしよう…気持ちがいい……
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