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第114話 R18

更に膨らみを増した。 先輩の陰茎に明らかに興奮している自分がいてもっと先輩が気持ち良くなるように、ねっとりと舌で上下に擦り亀頭を舐めあげていく。 羞恥心よりも官能的な表情を浮かべている成谷先輩を見たい気持ちが上回った。 …この人は本当に綺麗だ…もっともっと見たい。 「…本当…千歳のそんな顔…他の男に見せたら駄目だよ…」 そう先輩は呟くと腰を引いて、僕の口から引き抜いてしまった。 あ、っと思ったのも一瞬で再び柔らかな絨毯の上に押し倒され、すぐに口を塞がれて濃厚なキスをされる。 先輩の舌が僕の舌に絡みつき吸われて、息をするのも困難だ。 口内から得られる甘い刺激に酔いしれば、もっともっと欲しくて先輩に思い切り抱き着いてしまう。 すでに自分のモノは勃ちあがり、後ろの密部はヒクついているのがわかる。 「は…はの…先輩の…欲しい…」 「……横溝のがいいんじゃないの?」 「嫌!駄目っ!太我の…太我のがいいっ!」 「…泣かないで。ちょっと待ってすぐ気持ちよくしてあげるから」 意地悪なことを言われて頭にくるけど、そんな分かり切ったことをワザと言い嫉妬を見せつけてくる先輩が可愛いすぎる。 未だに幸に嫉妬するなんて本当この人可愛い…僕が成谷先輩と幸…それぞれに注ぐ愛情は全く違うものだ。 幸に抱き締めて欲しいと思うけれど、抱かれたいなんて思わないし、頬やおでこにキスはするけど、濃厚に愛し合うキスは先輩だけのもの…沢山抱いて欲しい… こんな乱れた姿を晒して痴態を見せられるのも成谷先輩だけだ。 「あ……あぁ…」 つぷりと指が押し込まれるそれだけで身体が火照る。もどかしくていやらしく腰をくねらせてしまう。 いつもより挿入される指の動きが早い気がするけれど、もう先輩も挿れたくて仕方がないのかもしれない。 物足りない内部の刺激にじれったさを覚える。 普段はキッチンで料理している先輩の姿を、カウンターに肘をつきながら眺めている場所だ。 背中は全く痛くなく柔らかな絨毯の感触は心地よいくらいだった。 「すっかり感じやすい身体になったね…眼鏡とろうか?」 「駄目…見えなくなるから…太我の顔も身体も…ちゃんと見たい…あぁ…もう…早く…」 「…はは、はいはい」

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