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第115話 R18

恥ずかしいけれど、すっかりセックスが好きになってしまった。 回数を重ねていくにつれて、愛し合うというこの行為がどれだけ恋人同士にとって大切なものかということが分かった。 正直こんなことする成谷先輩って変態なんじゃって思ったことがあったけれど、そんなことどうでもいいと思うくらい気持ちよくて…先輩にハマってしまったんだ。 甘い仮面を被ったこの人は、酷く寂しがりやで甘ったれくんだ。それに傷つきやすい… 傷つかないようにと身に着けたのが、誰でも引き付けてしまう甘い笑顔であった。 こんなに容姿に恵まれていて、自信に満ち溢れているのに心を開くのをとても拒んでいるように見えた。 僕に見せる困った笑顔は戸惑いの笑顔だ… ……可愛いくていとおしくてたまらない。 「あ……っ!」 とろとろに解された密部に押し当てられたモノが挿入され身体に力が入ってしまった。 待ってましたと言わんばかりに内部はそれを受け入れる。 「はは……凄い…そんなに欲しかった?」 奥まで挿れられただけで幸せで…溶けてしまいそう…先輩と繋がっている… 「…ウン…とっても…あァ…駄目…疼いてくる…太我…あ、あの……」 「…何?」 「あ……早く…っ……お願いっ!いっぱい…して」 「……本当…可愛いな…千歳は」 「あぁ!!」 ぐんと腰を打ち付けられる刺激と、僕を見下ろす美しい顔…見とれてしまうその笑顔に胸が高鳴る。 あぁ……この人のことがこんなに好きだなんて… こんなに可愛いと思うなんて… 「千歳……!っちょっと…エロ過ぎ…」 「や…っ!あぁ……!……ぁ……ぁ!」 そんなに強く…!って気持ちと痺れるくらい興奮している自分がいて乱れる気持ちを抑えることができない。 細身なのにたくましい太我の身体に抱かれているひ弱な自分は、まるで子どもみたいだ。 …羨ましい身体過ぎる… ごりごりとイイところに当たりもう限界が近い… 「…ハ…千歳ここ…トロトロだよ…苦しそう…」 !! そう甘い声で囁かれだと思ったら反り返っている僕の陰茎を扱きだした! 「や!だっ駄目…っ!!……っひ!!」 後ろでイキそうだったのに急に前を刺激されて意識がおかしくなってしまった。 びくびくと身体を震わせ射精する僕と、それに満足したように腰の動きが緩やかになる先輩との甘い吐息が混ざる。中が……熱い…… 「……は、は、……はぁ……ごめん、千歳が可愛い過ぎて…ゴムつけるの忘れた」 困ったような笑顔の成谷先輩は、そう良いながら僕の眼鏡を外しキスをした。 …その緩んだ顔は絶対反省してない。 ……まったくもう…

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