124 / 142
第124話 R18
粉川
学生寮のとある一室。
「まさかさぁ…あんな馬鹿な一年に手を出すなんて最低だと思わない?俺の方が数段美しいよね!本当頭にくるなぁ…もう…」
「はは…そうだねぇ…アキちゃんはこんなに綺麗なのにね……」
「…あん…そんなとこ……」
「あいつはアキちゃんの良さがわかってなかったんだよ…あんなガキに手を出すなんてね…アキちゃんのここ…こんなに可愛いのに」
「や…あぁん……気持ち…いい」
先輩二人に触られ可愛がられるのが最近のお気に入りで、気持ちが良すぎてやめられなくなっている。
自分のことを大事にして、優しくしてくれて気持ちよくセックスできる相手はつきることなくいて、これはこれで楽しい快楽の一時だ。
…
だけど本当頭にきてる。
一年のくせに人の彼氏に手出して…図書室に連れ込むなんて。
ちょっと、ちょこっとだけ可愛いからって生意気なんだよね。
金持ちでもない一般人は、地味に生きてろって思う。
面白くない。
どいつもこいつも……
あ、
目の前にぶるんとそそりたつ肉棒に見とれ、その先をハムっと口に含んだ。
唾液を絡ませ舌を使いジュブジュブと舐めていく。
「あぁん!」
腰を押さえられて、もうひとつの大きなモノが密部に挿入され思わず身体がしなる。
ズブズブと出し入れされれば気持ちが良くて、腰が揺れてしまう。
「ほらぁ…アキちゃんお口がお留守だよぉ…もっとしゃぶって……あぁ……そう気持ちいい…」
ヨダレが垂れるのも気にせずに、飴を舐めるかのようにしゃぶる。
そして後ろから突かれれば心は乱れ快楽に溺れるのだ。
……あぁ……!
最高気持ちいい…っ!
抱かれる自分が好きだし、淫乱な自分が大好きだ。
ちやほやされるのは気分が良いし。
ワガママ言っても受け止めてくれる人大好きぃ。
…でもそう思いながらもあの人への未練が沸々と沸き上がる。
成谷先輩……
あぁ…やっぱりカッコいい……
恐ろしくて近づくことが出来ないけれど、抱いてもらった当時を思い出すと身体が疼いてくすのだ。
甘い笑顔に心奪われ……癒されるようにセックスしてくれたんだ。
「あ!……っ!やだぁ…凄い……っ!」
ともだちにシェアしよう!