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言葉が

「光輝さん。起きれますか?」 「うん・・・。ごめん僕は・・・・思い出せないんだ。」 さっかきから光輝さんの顔が曇りがちだったのは俺とこんな関係になった事を後悔して酒のせいで忘れた事にしたいのだろうか? 光輝さんの頬に触れていた手が光輝さんの言葉で動揺して微かに震えた。 そして光輝さんは悲しそうな表情を俺に見せると小さく呟くように言い放った。 「どうして君が、こんな僕なんかと……」 「どうして?」 「そうどうしてだよ。君ならもっと色んな女性と付き合えるだろ?遊びで男を抱くとかも考えれない。ならどうしてなんだ?」 遊び? 俺はずっと光輝さんに愛してると伝えていたが光輝さんには俺の気持ちは届いていない。 遊びとか言われたら俺はどうしたらいいんだよ。 光輝さんの頬に触れていた手をゆっくり離すとベッドから降りて部屋を後にした。

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