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その4 キスは自分から

「あー…生足やーらかーい…きもちー…」 「………」 「やっぱ素肌の方がええなぁ~」 「……ッ…」 銀が俺の太ももを撫でて頬ずりしている… 俺は今下着にエプロン一枚という姿で銀の枕にされていた ………でも…銀のお願いだし… だから一生懸命頑張った って言ってもじっとしてるだけだけど… 「……でも…ええな…こういうの……」 「……?…」 「久々二人きりやし?落ち着く……」 「……………」 「なっ?」 「……うん…」 銀はそう言うとにこっと笑って俺の頭を撫でた ほら…たまにこういうことしてくるからズルい… ……………… もうちょっと…頑張ろうかな… 銀は今満足そうに俺の膝に寝転がってテレビを見ていた ………いまなら… 「……………………ぎ…ん…?」 「…んー…」 「……っ…」 「!?」 そう思って銀の目を手で覆ってキスをした なんか顔見えるのは…その…恥ずかしい… 目隠しをやめた銀は目をぱちくりさせて驚いていた カァッと顔が熱くなる 本当は恥ずかしくて恥ずかしくて今にも逃げ出したい気分になったけどエプロンの裾を握ってそれを耐えた キス…も自分からやると良い…って…書いてた… 銀がこっちを見てるけど恥ずかしくて視線は合わせられない 頭の中がグルグルしていつもみたいに「今日だけだから」って言いそうになる でもそれをグッと飲み込んで目をつぶって銀の顔を見ないようにした 素直に…素直に… 「…そ、の…ぎ、銀みてたら……」 「………」 「ちゅ…し、たいなぁ…って…」 「………へぇ……」 ちらっと銀を見ると悪い笑みを浮かべていた 銀の手が頬に触れて思わずビクッと体を震わせる 銀はそれを見て余計ニヤッと笑った 「まーな…」 「………」 「まな顔真っ赤…」 「……い、うな…じゃなくて…いわ、ないで…」 「フフッ、ほら、まなオレの口こっちやで?」 「……え…」 「さっきの口やなかったからやり直し、今度は舌もな?」 銀は再度楽しそうに俺の太ももを撫でて目をつむってキスを待つように唇を突き出した 「えっろいキス、期待しとるで?」 銀はやっぱり不敵に笑ってパチッとウインクした

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