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ハーフくんの地雷

「ハーフくんはさ、ここに住んでるんだよね?」 「…そうですけど?」 「一人で?」 「まぁ…両親海外で仕事してるんで…」 「ふーん…」 おふろから上がって水を飲むハーフくんに声を掛ける 真っ白いバスローブから覗く真っ白い長い手足とガラスみたいな青い目や柔らかそうなブロンドの髪には確かに欲情させるものがあるかもしれない でも本人はその綺麗な顔の眉間にしわを寄せてはぁ…っと溜息をついていた ハーフくん…絶賛幸せ逃げまくり中だね… ハーフくんはイライラしたように机を細い指の先でとんとん叩いてた 「ほら、早く抱いてくださいよ」 「ワガママなお姫様だなぁ…黙ってれば可愛いのに…」 「余計なお世話です」 ハーフくんの座るベットにオレも腰かけるとハーフくんがオレの着るバスローブの裾を引っ張って催促してきた ハーフくんの上に覆いかぶさるように体を重ねて肩を優しく押して倒してベットに横にさせる まぁいいかな…一回ぐらいハーフくんとしてみたいなと思ってたんだよね… お互いに何の期待もなんの感情もなく唇を重ねた また銀とエッチしたいなぁ… 雑談を交えながらハーフくんのバスローブを脱がし体を刺激して性感を高める 「ハーフくんはさ、いっつもこんなことしてるの?」 「……ッン…まぁ…そうですね……」 「高校生なのに?虚しくない?」 「……別に…」 「つれないなぁ…ハーフくん好きな人いないの?」 「そんなの…ッァ…銀くんと学にきまって……ッ!!」 「……?」 そういったところでハーフくんは息を詰めてしまった 良い感じに解れてきてた後ろがキュッと締まって突然不安そうな表情をする あれ?地雷だったかな? そう思ったけどハーフくんはすぐいつもの顔に戻ってふいっと顔を背けてしまった いいねぇ~若いねぇ~ ハーフくんとのセックスはやっぱりそれなりに気持ち良かった……それなりに…ね……

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