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両親おまけ 紺庄健斗の親

学さん家でのパーティーの帰り道 もう日が沈んで暗くなってしまった道を紺庄先輩と並んで歩いてた 時計はもう8時過ぎを示している 外は暗くて先輩を一人で帰すには不安なので先輩を送って帰っている途中だった 頬付先輩は学さんのお母さんにいたく気に入られたらしく今日は泊まって行くらしい ……学さんは気が重そうな顔をしてたな… 「今日たのしかったね!!」 「…そうッスね」 「学ぱぱ老けてたよ!!昔もっと髪黒かった!!」 「……先輩…そう言うのは思っても言っちゃいけない…」 「学ままはね!!変わってなかったよ!!」 「………そ…そッスか…」 「うん!!昔からニコニコしててねいっつも健斗くんいらっしゃいっておかしくれるんだよ!!」 先輩はおいしい物も食べれて楽しくて満足したらしい 学さんのお母さんにお土産まで貰ってニコニコして上機嫌だった 「猛がさ、うち来たときもぱぱ喜んでたよね!!」 「……あぁ…あの…」 「ままは…なんか変だったね…?」 「………それは…その…自分の息子が恋人だって突然男を連れて来たらきっとどこの親でもそうだと思いますよ…?」 「でもぱぱは違ったよ?」 「そ、それはちょっと特別っていうか……紺庄先輩のお父さんは優しい方だったんですよ」 「そうなの?」 「そうです」 ふーんっと先輩が首をかしげた オレはぼんやりとその時の事を思いだしていた あれはたしか…去年のクリスマスの後ぐらいだったと思う… 突然先輩に『ままとぱぱが猛に会いたいんだって!!彼氏ができたって言ったら二人とも見たいって言われたの!!』って言われて先輩の家に連れて行かれたんだ…

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