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悪い顔

まずいことになってしまった… 「~♪なーにからしよっかな~♪」 「………」 「玩具もええなぁ…」 「………」 うきうきした銀が自分のいかがわしいおもちゃばこを漁っている 俺があんなことを言ってしまったばっかりに… ベットの上に座らせられた俺はただ顔を青くするばかりだった さっきから何とか逃げ出そうとしてるけど銀がベットの縁に座っているもんだから何度も捕獲されては戻されてる… もう正直諦めてる… 「よし!!まーなっ?」 「!!」 「決めたこっちおいで?」 「っや…あの…ぎん…」 にこにこしていつにもましてご機嫌な銀がなんだか怖い… い、いま断っとかないと大変なことになる…!! 銀と出会った一番初めのころの事を思いだした あの時は半ば脅されてたみたいな状態だったけど今はそんなことないし… ごくっと唾を飲み込む 「そ、その…そう、いうのはいや…かな~……なんて…」 「………」 「……?」 そう言うと俺の予想に反して銀は静かになった 絶対ぶーぶー文句言うと思ったんだけど… ずっと黙ってる銀にちょっと不安になって銀の顔を覗き込んでみる 「……銀…?」 「………」 「え、と…大丈夫?」 「……まな…」 「…な…なに?」 「いやなん…?」 「え……」 「オレとそういうんするのイヤやったん…?」 銀が悲しそうな顔をする や、やっぱり何かあったのか…? 金さんの時とかもその…せ…セックス…したがった…し… ……こうやってなんだかんだ銀に甘いのが俺のいけないとこだと思う…ホントに… 「その、いや…ってわけじゃない、し…してもいいんだけど…」 「ええの…?」 「う、うん…」 本当に俺はバカだ 俺がそう言った瞬間銀はコロッと表情を変えて満足そうな表情になった にやーっと笑ってぞわぞわする 「じゃあしよや?初めは…うーん…あ、これからな?」 「え…」 そう言うが早いか銀は俺の腕を頭の上に持っていって縛った ベットヘッドに括り付けられて手が動かせない そんな縛られた俺を見て満足そうな銀は相当悪い顔をしていた

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