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どうだ!!
「………」
「………」
暗い視界の中でまなが動く音とオレの服が擦れる音だけがする
まなはオレが見えてないのを良いことにオレの顔を見ているのかなんかすごい視線を感じた
「………」
「………」
遠慮がちにちょん…っと肋骨の上にまなの手が触れて一旦慌てたように離れてから再度そろそろと手が伸びてきて脇腹に這わされた
さすさすと脇腹を摩られてちょっとくすぐったい
くすぐったくて身を捩るとまなはそれを嬉しく思ったらしく少し大胆に体を触ってきた
オレの服の前を大きくはだけさせて胸にもペタペタと触れてくる
ちょっと遠慮がちにオレの首にキスしてきたのも見逃す…っというか感じ逃さなかった
「…ど…どうだよ…」
ぶすっとしたままの声のまなが訪ねてくる
どうって…もしかしてこれだけで気持ちくなると思ったんやろか?
そう思ってみればまながふにふにと遠慮がちにオレの乳首に触れている気がする
……まなはちょっと弄られただけでへにゃへにゃやもんな…
かわええ…
見えないけど…オレの返事をうずうずして待ってるんであろうまなの顔をネクタイ越しに見つめてにやっと笑ってみた
まながびくっとしたような気配がして少し手が止った
「ぜーんぜん?もっと激しく責めてくれんときもちくなれへんなぁ?」
「ッ!!」
まながなんて言うかを楽しみに待った
口の端っこをヒクヒクさせてイライラしとるのが手に取るようにわかるような気がした
「そ、そんなのわかってる!!」
「そう?じゃよろしくな?もっとはげし~いのな?」
「ッ!!」
そうやってまなを煽ってみるとまなはオレの上に跨って来た
………期待…
下を弄ってくれくんかなぁって期待して待ってみたらまなは予想外のところをいじり始めた
「……っん…んむ…」
「!!」
ちゅぷちゅぷと水っぽい音が鳴って胸の一部に何か違和感があった
っちゅっと少しきつめにそこが吸い上げられる
……まなは弱いもんな…
「…どう…らよ!!」
「ん~」
まなはオレの乳首を舐めながら今度こそはと自信満々で聞いてきた
なんだかほほえましい気分になる
「まだまだやなぁ?これでおしまい?」
「ッち、ちがうっ!!」
まなは俺を睨み付けて慌てていた
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