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お見舞い拒絶

そして放課後 いつも一緒のまながおらんから、いつもより余計にまとわりついてきてた女子をやっとのことでまいてまなの家へ向かう お見舞い行く前に連絡入れといたほうがええよな… なんか欲しいものとかあったら買ってったげれるし そう思ってスマホを取り出し駅に向かいながらまなに電話を掛けた でも肝心のまなはなかなか出ない ……寝とるんかな? しばらく待ってそして6コール目の途中でやっとまなが出た 『……は、い…』 なんだかがびがびした声でずるっと鼻をすする音も聞こえた、それにけほけほと咳こんどる あきらかに具合が悪そうだ 「まな?オレやけど…大丈夫?」 『……ぎん…』 「辛そうやなぁ~暖かくして寝ときや?」 『……うん…』 「今もまなのとこのオカンおらんのんやろ?もうちょっとしたら行ったるから待っとき」 『…えっ!?ぎ、ん…くるの…?』 「行くで?お見舞い」 『こ、来ないで!!』 オレが見舞いに行くことを伝えるとまなは鼻づまりの声で驚いとった 急に大きな声を出す 「何言うてん?あ、せやせや、なんか欲しい物ある?あったら買ってったるわ」 『い、いいって言ってるだろ!!来なくていい!!』 「んなこと言うたって…まな一人じゃいろいろ不便やろ?」 『ホントに来なくていい!!来ないで!!』 「いやや、オレがまなに会いたい」 『……ッ!!………い、いれないからな!!家来ても絶対…ハックション!!』 「ほらまな興奮すると熱上がるでほなあとでな?」 『来るなよ!!絶対入れないからな!!おい聞いて……』 とにかく一方的に電話を切った まなはなぜかやたらとオレに来て欲しがらなかった…というかむしろオレが来ることをめちゃめちゃ嫌がっていた なんでやろ? 寝過ぎでむくんだ顔見られたくないとかそう言うあれやろか? ………むしろみたい… まなにはああ言われたけど立ち止まりすらせずにまっすぐまなの家を目指す 別に家にはまなに入れてもらう必要はない なんたってオレには秘策がある ……結局何欲しいか聞きそびれてしもうた……でもまぁ…適当になんか買っていくか…お腹すいとるやろうし… そんなことを思いながらスーパーに入りゼリーやらまなに作ってやろうと思っとったうどんの材料なんかを買ってスーパーから出た

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