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就寝…?
何とかオレは紺庄先輩を膝に乗せたまま欲望を抑える苦行に耐えた
頬付先輩なんて耐えるの「た」の字もなく学さん半裸にして押し倒して今にもいたさんとする勢いだったけど…
でそんなこんなでワーワーしてたら夜になって今日は長い移動で疲れたし、4人部屋じゃさすがにそういうことを実行しようなんて思わないから飯食って寝ることになった
飯の間も満腹になった先輩がオレの膝に頭を乗せてきたり、オレの頬についた食べ残しを舌で舐め取ったりしていくからもう拷問も良いとこだった…………浴衣はだけてるし……
でもオレは耐えた…ホントに褒めていただきたい…
結局トランプすると意気込んでた先輩がはしゃぎ過ぎて一番初めに眠ってしまった
旅館の大き目の枕にしがみついて、浴衣の襟や裾をはだけさせて肩や足をのぞかせくーくーと寝息を立てて丸まって眠る先輩は小動物っぽくてめちゃめちゃ可愛かった………と同時にもちろん危なかった…主にオレの理性が…
結局オレ、紺庄先輩、頬付先輩、学さんの順番で布団を敷いて電気を消した
紺庄先輩がこっちに寄って寝てるからなかなかそっちを向けない、先輩に背を向けてできるだけ端に寄る
そのうち学さんの寝息が聞こえてきた
オレだって疲れてるはずなのになぜか全然眠れなかった、すぐ後ろで聞こえる先輩の寝息が気になって目が冴えまくっている
何度か体制を変えてみたりしたけれど効果はなかった
そうやってオレがいまいち眠れず困っていたら後ろで布団が動く音がした
………紺庄先輩…?
一瞬起こしてしまったかと焦ったが紺庄先輩より離れたところから聞こえる
しばらくがさがさし続けるとそのうちそれに声が混じり始めた
「………ッン…んぅ?んぁ…」
学さんだ…
だから初めは学さんが起きたんだと思った
なのにその唸り声に少しづつ喘ぎ声みたいなものが混じって行った
「………んぁっ、ンん……はぁん…」
「……まな…?…まーな?起きて?」
……………頬付先輩……何やってんすか!!
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