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先輩の匂い

………やばい…中に出ちゃった… 先輩はビクビクと痙攣している 「……んぁ、なに…いまの…」 先輩が力なく布団に横たわったまま聞く 「多分…前立腺っていうのだと思います」 「……ぜんりつせん…?…」 先輩の中からオレのものを引き抜くと先輩が「んぁ…」っと声を出してぴくっと体を震わせた 穴からオレが出したものがどろっと出てくる ………えっろ…めっちゃ出してるし…オレ… 優しくするつもりでいたのにイマイチできたか自信がなくてへこんでていると先輩がオレの腰にしがみついてきた 腰に頭をぐりぐりと押しつけてくる 「………せんぱ…」 「………Zzz」 「…………」 先輩はオレの腰にしがみついたまま眠ってしまっていた 少し拍子抜けてしまった… 実はもうちょっとヤりたかったな………なんて… 先輩の頬を撫でながらそんなことを考える でも先輩が幸せそうに丸まって寝る姿を見るとさすがに起こそうなんて気にはなれなかった とりあえず先輩の腕を外して一度布団を出て頭を冷やす 先輩は抱き着くものを失って唸りながら手をさまよわせていた、しばらくして枕を見つけたらしくってそれにしがみついて再度寝息をたてる …………あぁ…オレだめだ… 先輩のそんな姿を見てオレのそこは再度勃ち上がってしまっていた 自己嫌悪になりながらも片づけられるとこだけきれいにして一度トイレでヌいてから部屋に戻った 先輩は相変わらず枕にしがみついたまま寝てる あまりに幸せそうに眠ってるからちょっと意地悪したくなって先輩の腕から枕を引き抜く 「……ん?…う~ん…」 また先輩は顔をしかめて手をさまよわせだす そのまま布団に入って先輩の腕を自分の首に絡ませた …………枕にやきもち焼くとか…どんなだよ… さらに自己嫌悪が強くなったけど先輩が気持ちよさそうにすり寄ってくるからどうでもよくなってしまった 先輩のふわふわの髪の毛に顔を埋めてうとうとする 隣の部屋からはまだ物音が聞こえた ………盛り上がりすぎだろ…オレも人の事言えないかもしれないけど… 先輩の髪からいい匂いがする、ミルクみたいなほっとする匂い… 先輩は柔らかくてあったかくていい匂いがして心地よくて抱いて横になっているだけですぐに眠気がやってきた

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