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銀の誕生日 風呂
「あ~良かった、まな、アレまたやってや」
「…………もう絶対やらん…」
銀に後ろから抱かれて、銀の足の間に体を収め湯船に浸かっている
顔を沈めてブクブクと泡を作る
落ち着いてから考えると自分がどれだけ恥ずかしいことをしてたのかわかっていたたまれなかった
「かわえかったな~まなが目潤ませながらよだれ垂らして俺にぬるぬる体擦りつけて「っも…むりぃー」って…」
「……よだれ垂らしてないし、そんな甘ったるい声出してない…」
「そう?結局オレの膝で「っや、イっちゃう!!イっちゃう!!」って大騒ぎしてイったくせに…」
「っあ、あれはお前が前弄るからだろ!!」
「前って?」
「言わせようとすんなよ!!」
「いたっ!!」
相変わらずな銀の脇腹を肘で打つ
ホントこいつエロい事しか頭にない…
「……………腹立つ…」
「なに?なんて言ったん?」
「なんも言ってねえよ!!!」
「まな今日はご機嫌斜めなん?ん?」
「そういうのやめろ…」
「んーそうなん、ご機嫌斜めなん、そーかそーか」
銀に頭を撫でられる
無視を決め込んでいると銀の手が首の方に下がって行ってうなじのところの髪をいじりはじめた
ぞくぞくする…
「ええな~まなの髪…いっつもふわふわやし…」
「やだよ…雨降るとすぐ絡まるし」
「んー」
「もうすぐ学校始まんだから痕つけんなよ…」
「そう言われると痕付けたくなる…」
銀が俺のうなじを軽く吸って背骨をたどるように歯を当てる
しばらく首や肩に口をつけていた銀がうなじの中心をきつく吸い上げた
一瞬だけ痛みが走る
「痕付けんなって…」
「もう付けちゃったんやもん」
銀が痕の上を何度も舐める
ぞくぞくが強くなって甘い痺れになって体中に広がっていく
「まなも付けて」
「…ん…」
首を巡らせて銀の正面から首を吸う
相変わらず上手にできないままだった
また虫に食われたような跡が銀の首に残る
ちょっとムッとしてそのまま今痕をつけたすぐ横を吸う
銀が少しだけ首を捻った
「……大きく…付けれないから…たくさん付ける…」
「ふふっ…かわえ…」
「うっせ」
その後も銀の首を吸って痕をつけ続けた
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