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文化祭おまけ 公認カップル
ライブの後先輩たちにすぐ抜けさせてもらって紺庄先輩と校舎裏に来ていた
あれからずっと紺庄先輩の手を握っている
人を巻くために足を痛めてる紺庄先輩を抱いて走ったから息が切れた…
「猛、大丈夫?」
「っはぁ…え、あぁ…大丈夫ッスよ…それより先輩足大丈夫ですか?」
「あ、うん、猛が抱っこしてくれたから大丈夫だよ」
紺庄先輩がにこっと笑って背中を撫でてくれた
ドキドキする
多分走ったからだけじゃないと思う…
「先輩…」
「…ん」
先輩にキスしたくなって先輩の頬に手を当てると先輩は目をつむってくれた
いいって…ことだよな…
先輩の唇に唇を重ねる
やっぱり気持ちいいなぁ…
先輩の柔らかい上唇を吸う
イチゴみたいな味がした
「先輩…リップクリームかなんかつけてます?」
「あ、化粧してるからだ…銀がしてくれたんだよ?」
「頬付先輩が…」
どや顔の頬付先輩が頭に浮かんだ
…なんか…腹立つな…
あの人絶対わざと味付き使ったんだ…
紺庄先輩はリップを拭おうと唇を擦っている
「はい!!いいよ!!」
「え…?」
紺庄先輩が目をつむってんーっと唇を突き出す
……なにそれ…かわいい…
「じゃ、じゃあ…」
紺庄の肩を掴んで再度唇を寄せる
さっき体育館でした時はいろいろ必死すぎて先輩とキスしてる実感がいまいちなかった
やっぱり気持ちいい…
今度はじっくりキスして舌を差し込む
「…ふぁ…ぁ…ん…ゃ、ん…」
先輩が体をくねらせる、女の格好をしてるせいもあっていつもよりたじたじして口を離してしまった
紺庄先輩の口から涎が垂れて光ってる
その上とろーんとした表情で見つめられてたまらなかった
化粧して女の格好で…いつもよりドキドキする…
「猛ぅ…」
先輩がオレにとろけた表情のまますり寄ってくる
…これ…ホント…ヤバい…
「………猛…」
「はい?」
「………やめないで…」
「!?」
ダメだ…
そう思ったときにはもう先輩を地面に押し倒していた
細い先輩の腕を掴んで唇を貪る
しばらく紺庄先輩に触れてなくて触りたい欲求が募る
もっと…もっと先輩に触れたい…
ドレスの裾から覗く足を撫でる
すべすべ…
「っん…んん…」
先輩も感じてるみたいで足を擦り合わせてた
「…っぷは…はぁ…ん、やっぱりおれ…猛好き…」
「………オレも好きです…大好きです…」
「文化祭の準備してる時とか文化祭でね…クラスの友達やお客さんに足とか胸とか触られたんだけどね…すごい嫌だったんだ…」
「……触られたんですか…?」
「……うん…でも気持ち悪くて怖かった…その時は銀と学が助けてくれたんだけどね…でもね…」
「……………」
「でもね…猛に触ってもらうのはね嬉しい…」
「……………」
先輩からちゅっとオレの唇にキスされた
顔を赤くして目線逸らしている
………先輩それ…かわいすぎ…
「先輩…」
「ッン…んぅ…」
本能のまま先輩の唇を食らい続けた
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