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デパート
この後も銀はまなちゃんの目を盗んではキスして来たり、そういうエロい事をしようとしてきた
ちょっとばれそうになったらすーぐウインクしてその場をしのぐ
まなちゃんは相変わらず俺のことを嫌厭した
ちょっと残念
「じゃあ、俺もう帰るから」
「えー学ー泊まらんの?」
「明日学校だし制服とか持ってきてないよ」
「えー」
そうこうしてるうちに帰る時間になって帰り支度をしてた
まなちゃんは銀の足に張り付いてこっちにべーっと舌を出している
「泊まりやー制服オレの貸したるから」
「………余るんだよ…手足の布が…」
銀に嫌味を言われながら靴を履く
一往まなちゃんに手を振ってみたけどふいっと目線を逸らされた…
「あ、じゃあ…来週末もまた来てや買い物いかなあかんねん」
「まなちゃん連れて?」
「せや」
「どこ」
「あの駅からちょっとのデパート」
「………そんなんまなちゃん連れて二人でいけよ」
「えーやだー学とがいいー」
「…………子供か…」
「だってオレまだ…」
「うるさい…」
「…………………なぁ、行こや?どうせ暇なんやろ?」
いちいち腹の立つ言い方だな…
本当の事なのが余計腹立つ…
と思ったけど黙っとく
「………わかったよ…」
「やったー」
また結局銀のペースに乗せられて承諾してしまう
ダメだな…
まなちゃんはむすくれてたけれどとりあえず週末にデパートに行くことになった…
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