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恋……?
一人で部屋の中でボーっとしてた
壊れたドアにぐちゃぐちゃのシーツ、いろんなとこにシミがついたカーペットに、そしてところどころに飛ぶ白い液体
チラッと自分の体を見た
乳首にぷらーんっと金色の輪っかが垂れ下がり局部にはぶっすりと棒が刺さってる
もう血は止まっていた
さっきあったことを思い返す
ゾワッと何かが背骨を駆け上がるような感覚がした
心の底から嫌悪をあらわにした顔、柔らかい唇と絡まる舌、俺の仕返しした時の少し満たされたような表情、学を眺める熱っぽい視線に俺にも混ざるか?って言ったときの余裕綽々の声……
むくっ…っと下半身が熱くなった
唇に指で触れてみる
またぞわぞわした
下もどんどん硬くなって高揚感に包まれる
ゾクゾクが止まらなくなった
「………ぎん…頬付、銀……」
名前を声に出して呟いてにんまりと笑った
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