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クリスマスおまけ のおまけ【猛健】
「………た、たける…?」
「……なんスか…」
「ど、どうする……?」
「…………」
オレと先輩はまだつながったままだった
抜こうとしても先輩が痛がってより締まって抜けない
「………だから先輩やっぱり一思いに抜いちゃったほうが……」
「やだ!!痛い!!!」
「でもこのままほっといて血固まっても余計痛いだけですよ?」
「…猛がおちんちん小さくしてよ」
「ムリです」
「…………」
「…………」
先輩の中に入ってしかも膝に全裸の先輩を乗せた状態で萎えさせろなんていう方が無理だと思う
でもこんな向かい合って入ったままって言うのも相当不恰好だった
必死に考えるけど何もいい案が出ない
このまま朝になって頬付先輩や学さんに見つかるのもかっこ悪い…って言うかバカにされるのが目に見えてるし何より恥ずかしい…………
チラッと先輩を見てみた
すると先輩はかくんかくん首を揺らして前後に揺れている
「せ、せんぱい…?」
「…ん、むー…たけるぅ…?」
「あの…どうしたんスか…?」
「…んー…へーきへーき…らいじょーぶ…」
そんな事言いながら先輩はくあっとあくびをして目を擦りだした
「……眠いんですか?先輩?」
「…ううん…ねむくなーい…」
「眠いんスね?」
「…うん……」
そう言うと先輩はこてんっとオレの肩に寄りかかって完璧に寝る体制に入った
まだ入ってるんすけど……
「せ、せんぱい…?」
「………Zzz」
「………」
寝ちゃった……
……………………………
マジで?
何度見直しても先輩はオレの肩に頭を置いてスースー寝息を立てている
………マジか…
でもそこであることに気付いた
先輩…後ろ緩くなってる……
眠って気が抜けたことで後ろがさっきよりも緩んでた
これなら抜けるかもしれない…
ゆーっくりと先輩をソファに寝かせなおす
くてっと眠る裸の先輩を見るとまた下半身が反応しそうだった
危ない…
まだ先輩は目を覚まさなかった
でも…さすがに抜いたら起きちゃうんだろうな…
すやすや気持ちよさそうに眠る先輩を見ると罪悪感がすごかった
で、でも…しかたない…し…
……………い、いくぞ……
「…ッ!!」
「いだっ…」
「!!」
「…たぁい……」
結構思い切り腰を引くと若干の反発があってそれからすぽんっと抜けた
……色気のかけらもない…
しかも先輩の尻から流れる少量の血を見ると胸が痛んだ
「……先輩……スイマセン……」
「……………」
「先輩?」
怒ってしまったんだろうか……
「……………」
「先輩…あの、すいません……ほんとに…」
「……から…げ」
「?…」
「……ふあ…ふぁ~…Zzz」
「…………」
先輩はくかーっと口を開けて涎を垂らして寝たままだった
………ま…マジか……
なんだか拍子抜けた
図太すぎるだろ……
「……たけるぅ…」
「………はいはい……」
はぁ…っと一つため息をついてから先輩の頬に伝うよだれを拭って部屋の脇にある毛布を持ってくる
先輩さっきからオレの名前とからあげ交互に呼のやめてほしいッス…
先輩の服は畳んで床に置いておいてオレもソファに横になった
頬付先輩の家のソファ広いな…オレの家まずソファがないんすけど…
「……はぁ…」
またため息が漏れた
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