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スゴイコト♥

こうしてテストが始まった 出席番号順に座ってテスト用紙が前から配られてそれを解いて今度は前に回してを何度も繰り返す さすがに4回これを繰り返されるのは疲れる…… しかも今日から3日間あるし 「よーし、テスト回収するぞー」 「よっしゃー!!」 「終わったー!!」 「おいまだ立つなーそれにまだ終わってないぞ明日と明後日もあるんだからな~帰って勉強しろよ~」 担任の声が響いてテストが回収された 健斗とほとんど同時にぐでっと机に突っ伏した 「あー…疲れた…まな帰りなんか食ってこー」 「えー銀くんと学だけズルいなぁ~俺も一緒に…」 「………テスト中だぞ…何言ってんだ……」 「え~ええやんかぁ~昼飯ぐらい~」 「そうだよ~お昼ぐらい良いじゃん?」 「お前らと一緒にすんな…」 そんな事言う銀を無視して帰りしたくをした 帰って…今日はちゃんと寝よ…… さすがに眠い…… きっとこいつらは余裕だったんだろうな~… 「なぁまな~奢ったるからいこー」 「だからテスト中だぞ!!」 「でもお昼だけやん~勉強教えたるから~」 「今日は一人でするから良い…」 「まなぁ~」 駅までの道でもそんな事行ってくる銀をあしらいながら駅まで歩いた 健斗と猛は今日も図書室で勉強してから帰るらしい ……銀にも少し見習ってほしい…… 「ならまなん家…」 「くんな…」 「まな~停滞期?停滞期なん?」 「テスト中なだけ!!」 「ふ~ん?じゃあテスト終わったら家行ってもそういうことしてもええって事?」 「ッ!?」 「へぇ~なんも言わないってことはそうなんや?最近しとらんし?まなからもオッケー出たみたいやから?テスト終わったらスゴイコトしちゃお~」 「!?!?」 銀がニヤッと笑って顔を覗き込んできた 勝手に銀の言う「スゴイコト」を想像して赤くなってしまう それが銀の予想通りだとわかっていても恥ずかしかった 「あ、まな今えっちな想像したやろ?」 「!?してない!!!」 「嘘や」 「してないって言ってるだろ!!!」 「ふふっ、はいはい」 「おい!!聞いてんのか!!」 テスト早く終わってほしかったはずなのにむしろ終わってほしくなくなった……

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