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ばかぁ!!
「あっ!!っや!!待って!!」
「……………」
「……や、ぁ…」
「………まな…なにこれ……」
「…み…るなぁ……」
むしゃくしゃする…
まなはなんでもなさそうにチョコレートは受け取るし、よりにもよって志波からも貰っとるし、オレには何も渡さんし…
まぁまなに悪気はないんやろうけど…
でもまなもあとから悪いと思ったらしく帰ってくるまでずっとしゅーんとした顔をしとった
あ…でも今日このままヤったらまなちょっとエロいプレイでもヤらせてくれるかも…
そう思って機嫌が悪いですアピールをしながらまなを押し倒してことに及ぼうとした
したんやけど…
「……………」
「まななんでこんなの履いとるん…?」
「……う…」
何故かまなは白いふんどしなんて履いてた
いやエロいけども…
「……………」
「……………」
「えいっ」
「んぁ!!」
なおも黙るまなの履いてるふんどしを引っ張ってみるとエロい声が漏れとった
今日これで一日過ごしたんやろうか…?
「まな…?」
「………友達…が…」
「…?」
「……今日…は……これ履け…って…」
まなが恥ずかしそうに手でそれを隠そうとしている
…友達……?
「友達って誰?」
「……………」
「まな?」
「………し、ば…」
「…………」
まなは罰が悪そうにそう言った
まぁそんなことやろうとは思ったけど……
「なんで?またなんかされたん?」
「ちがっ!!……俺…が…」
「まなが?」
「……相談した…から…」
「相談?」
そうやって尋ね続けるとまなは志波にバレンタインの事を相談したんだと白状した
その後も厳しい口調で問い詰めていくとまなは怖かったのかグズッと鼻をすすり出して涙目になりだした
………楽しい…
「……ぐずっ…銀がぁ…モテる、からぁ…ばかぁ!!」
「はいはい…」
「…チョコレート…だって用意してた…もん…」
「あれ?用意してくれてたん?」
「……ん…」
まなは恥ずかしいのと怖いのと申し訳ないのとなんかもういろいろぐちゃぐちゃになって八つ当たりしてきた
…かわええ……
まながバックからごそごそと取り出した箱をオレに乱暴に押し付ける
そのままオレから離れてぶすっと膨れて丸まっとった
「なんで学校でくれなかったん?」
「……………」
「恥ずかしかったん?」
「!?………違う…!!」
「……………」
恥ずかしかったんや…
まなはまだぶすーっとしている
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