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餌の使い方

目の前にボロボロになってところどころ血が出てるままの若葉ちゃんが横になってる 散々寄ってたかって蹴ったり殴ったりされて痛そうだった 若葉ちゃんは動かない 「……わ、かばちゃ…」 怖くて声が震えた 偉そうな人たちはペッと若葉ちゃんに唾を吐きかけてこっちに戻ってくる 「若葉ちゃん!!若葉ちゃん!!」 「………」 若葉ちゃんはピクリとも動かなかった 嘘…うそ…!! 「あーあ…やっぱスパイだったか」 「……す、ぱい…?」 「あぁ、お前を吉田の恋人だって言ったのもお前を監禁したら吉田が来るって言って仲間にしてくださいって来た割にノリはわるいしよぉ…」 「嘘!!若葉ちゃんそんな事しないもん!!」 「ホントだよ、お前を誘拐しようって言い出したのだってあいつだぜ」 「やだ!!違うもん!!信じないもん!!」 「まぁ別にそんなのどうだっていいさ…」 そう言ってまた偉そうな人たちはおれの体を触ってパンツに手を掛けてきた 「やだ!!触らないで!!!」 もう怖いって言うより怒りの方が強かった 縛られた手足が痛いけど一生懸命バタバタする でもやっぱり縄は解けなくて動けたのもほんのちょっとだった あっという間にパンツも降ろされてしまう 「っや…やだぁ…」 「……プッ、ハハハ、見ろよこいつのチンコ」 「や、ぁ…」 視線をそこに集められて恥ずかしい しかもまた笑われて涙が出た 「やだぁ!!やめてぇ!!パンツかえしてぇ…」 「すっげ、剃ってる…わけじゃなさそうだしお前いくつだよ」 ゲラゲラ笑われて偉そうな人に写真を取られるこんなかっこうの写真なんて撮られたくなかった でも体は動かないし隠せもしなくて惨めで悲しくて涙がこぼれてくる 「きったねーこの年にもなってホーケーだってよ」 「うぅ…」 「吉田もこんなのがいいなんて変態かよ」 「あれじゃね?ショタコン?ってやつ?」 ちんこをでこぴんで弾かれ笑われた いやだ…気持ち悪い…!! 「じゃあ…」 「…?」 そう言うと偉そうな人はスマホを弄って何かしだした その間も他の人たちがゲラゲラ笑っておれを馬鹿にする その間に偉そうな人が猛に写真を送ってるのをおれは知らなかった

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