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ゴメンな…

銀が痛みと不安と怖さで硬く締まってしまった後ろをぶちぶちと無理やり解す 気持ち良くない…痛い…怖い… なんだか銀は焦ってるみたいだった 「ぎ…ん……も、と…ゆ、っくり…ッハ…う、ぐぅ…」 「…………」 「ぎ、ん…ンン…」 銀としてるはずなのに銀じゃないみたいで乱暴で痛い… 「ぎ、ん…ぎん…」 「…………」 「やだ…やだ…っも、今日やだ…!!」 「…………」 でも銀はそれを聞いてくれないまままだよく解れなくて硬い俺の後ろに自分のものを押し当てて来た 頭にいつかの動けなくて縛られて散々な扱いでぐずぐずでボロボロになるまで抱かれた記憶がよみがえる カタカタと体が震えだす そのぐらい銀を怖く感じた 「っや!!ぎ、ん…!!やだ!!もうヤダ!!!」 「…………」 「う、あぁあああぁあぁぁ!!やだぁぁぁぁぁ!!!」 またブツン!!っと音がして肛門に激痛が走った 痛みとしてはあの時の何倍もマシだったけれど痛みより何より銀にそれをされたことが一番つらかった 銀ははぁはぁと方で息をしながら動きを止めている まだシャツもズボンもしっかり着てしかも靴まで履いたままだった 「うっ、うっ…うぅぅ…」 「…ま、な……」 「やだ、って…いった、のにぃ……うぇ…グズッ…」 「………ゴメン…な…」 「やだ…」 「ゴメン…」 「やだぁ…触んなぁ…」 「まな…」 銀は俺の声を聞くとハッとして泣く俺を見てさらにうろたえた 顔を撫でたり抱きしめたりしてくる いつもの優しい銀だったけどでも中には銀のそれが入ったままで銀は動きこそしなかったけど抜いてはくれなかった 「ゴメン…ゴメンな……」 「うぇぇ…いた、い…」 「…ゴメン……」 ずっとギュウっと俺にしがみついて「ごめん」と本当に申し訳ないように俺の耳元で繰り返し繰り返し囁いてる 何故か俺なんかよりも銀の方が俺より苦しそうで銀がやはりおかしいことを表していた

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