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新薬開発医師×パリコレモデル=志波ノア

「デカい!!」 「デカーい!!」 「……デカ…」 「………オレの家のあるアパートの5倍はあります……」 駅から歩いて5分もしないうちに『Shiba』ってやたら腹の立つ筆記体で書かれた表札のある門があって、さらにそこから5分ぐらい歩いてやっと志波の別荘に着いた キャッキャと健斗と辻くんがドアの前を相変わらず元気に走り回って騒いでるけどホントにデカかった ……そんな悲しそうな顔すんなよ猛… 「裏にはうちのプライベートビーチもあるよー」 「「プライベートビーチ!?」」 「「プライベートビーチ!!かーっこいー!!」」 もう俺はリアクションを取るのにも疲れた… 銀だけが通常運転で俺の肩に頭を乗せて眠い眠い言ってる 「あのさ…失礼だけど…志波の親って何してる人……?」 「うちの親?さぁ?良くわかんないけどMomはフランスでモデルとかやってるみたい…今はなんかブランド?もやってるのかな?」 「フランス!?」 「日本ではパリコレって言うんだっけ?」 「パリコレモデル!?」 「Dadはお医者さんだよ~」 「おぉ…なんか医者が普通に聞こえる…」 「なんか新薬の研究とかしてる…」 「普通じゃない!!」 すごいとは思ってたけど予想以上だった 銀は相変わらずわかってるのかすごいなーなんて言いながらキョロキョロしてた ………パリコレモデルと新薬開発するような医者の息子ってどんなだよ… 「…学さん……パリコレモデルって自給いくらッスかね…」 「!?」 「……オレの何日…いや何か月分ッスかね…」 「猛しっかりしろよ!!」 「ははっ、猛はおもしろいね、でも着る服とかにもよるみたいだけど一往復して50万とか言ってたかな?」 「猛!?」 「デザイナーによってはその服くれる人もいるんだってー」 「猛ー!!」 「ははは」 猛が白目をむき始めたからこの話はやめにして家の中に入れてもらった 数メートル歩いて50万ってどんなだよ!! 家の中の家具なんかを見ても志波の家がおかしいのはわかったけど体育館…並のサイズのリビングに連れて行かれてもっとビビった 「「海だー!!」」 リビングにはこれまたどでかい窓がついていてそこには一面砂浜と海が広がっていた

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