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思わぬご褒美
「……は…ふ、ぁ……」
「ふぅ…」
一通りことを終えてスッキリしたところでふと気づくともう空が紫色になってた
オレに抱かれたまながはふはふ息をする声と波の音しか聞こえない
もう出し過ぎでチンコ痛いわぁ…すっからかん…
さっきまでオレの物が収まってたまなの後ろからはとろとろと絶え間なくオレの出したものが垂れさがって波に流されてっとる
正直もうどんなことしたか覚えてないぐらい良かった…
それはまなも同じみたいでまなはとろーんとした顔で体中くてくてになって、でもオレの首に巻いた腕だけは解こうとしなかった
胸の上までずりあげられたセーラーのビキニとか疲れてふにゃふにゃに柔らかい状態に戻ったまなのがスカートの下から見えててエロい
あー…もうないはずなんやけどまた勃ちそう…
「ふふっ…まーな、お疲れ…良かったで?」
「はぇ…?」
「ははっ、まなよだれ垂れとる…」
「………ん…」
まなの口の端に伝うそれを舐めとってやるとまなはぎゅっと目をつぶってされるがままにしてた
ホンマにかわいすぎるんやけど…
「まなはどうやった?久々にしたけど」
「…………しら…ない…」
「あらら…」
まなはなんだかムッとしたような顔をしてオレの首元に顔を埋めてしまった
事が終わってまなもいつも通りにもっどっちゃったらしい
きっと明日の朝とかはもっと機嫌悪いんやろうな~…
そっちの方がまならしいけど…
はぁーってため息をついてからまなの後ろに指を挿れて残った精液を掻き出してやる
「ッン…んん…」
「まなもう眠い?」
「ん……ねむ、い…」
後ろにオレの指が入ってる違和感よりも眠気が勝ってるのかうつらうつらして後ろもたまに思い出したようにきゅっと締まるだけで掻き出しやすかった
「ほらまな、じゃあまた浮き輪乗っけて連れて帰ったるからこれ着て乗って?」
「…んー…」
まなはもうほとんど閉じてる目を擦りながらオレの渡したパーカーとさっきまで履いてた海パンを履きなおした
ころんっと浮き輪の中にまた腰を落とすように座る
「………つめたい…」
まなは一回かわいた海パンが夜の海の冷たい水に浸かってる感覚が嫌みたいやった
顔をしかめてる
「もう夜やからなぁ~はよ帰って一緒にお風呂入ろな?」
「………一人で入る…」
そう言ってまなはくるっと浮き輪の上で器用に丸まって寝る体勢に入った
「まな落ちんでな?落ちたら冷たいで?」
「………」
「…まな?」
「………銀は…?」
「ん?」
「銀は…冷たくない…?」
まなはオレの心配をしてくれとるみたいやった
むっすーっとしながらもオレを心配そうに見つめてる
「んー…まぁ大丈夫?まなが帰って一緒にお風呂入ってくれたらもっと大丈夫やな」
「………わかった…」
「……え…」
「………風呂…一緒に入る…」
そう言ってまなはまたさっきの体勢に戻った
思わぬご褒美を得た…
これははよ帰らんと…
自然と上がる口角とご機嫌な気分のまままなを連れて帰った
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