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第22話

仮眠室には嬉しいことに誰もいなかった、ベッドに寝転んで目を閉じる。 「ん…」 やっと眠れる…と思った時にタイミング悪く携帯が震える。苛立ちながら携帯を取り画面を見ると八神からの電話で。 「…はい」 「あ、大和!ごめん、仕事しとった?」 「大丈夫だ。で、なんだ」 「今日帰るの遅くなるねん」 「飯は?」 「ごめん、多分日は跨ぐから…」 「わかった、気をつけろよ」 そう言うと嬉しそうに「うん!」と返事をする八神。顔が見えなくても嬉しそうに笑ってるんだろうなというのがわかって、口元を緩めた。 「じゃあな」 「うん、お仕事頑張って」 電話を切って携帯を顔の横に置いてまたゆっくり目を閉じる。 ───けれど、色んなことを考えてしまってさっきみたいに眠れる…とは思わなかった。 八神が帰りが遅くなるって、学校で何かあったのだろうか。高校の仲間が他校のヤツらに袋叩きにされたとか… 考えれば考えるほど眠れなくなって起き上がる。髪をぐしゃぐしゃにかいて舌打ちを零した。

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