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第33話
風呂から上がって髪を乾かしボーッとテレビを見る。
もう夜も遅くて、そうしているとさすがに眠たくなってきた。俺も寝ようと寝室にいくとベッドで気持ちよさ気に寝てる八神が。
あまりに気持ちよさそうだし、ソファーで寝るか。と予備の毛布を出してそれを持ってソファーに戻り、寝転んだ。
「…はぁ。」
今日は展開がいろいろと急で疲れた。
明日の朝早く起きるためにアラームをセットして目を閉じた。
ピピピピっ、ピピピピっ
アラーム音がなって目を覚ます。ゆっくり寝れたぁ…とあくびを零して起き上がった。
時刻は午前6時。八神を起こして風呂に入れるか。風呂自動のボタンを押してから寝室に行って八神をユサユサと揺らした。
「起きろ」
「…んー…」
「おい」
「ん、わ、かったからぁ…」
「風呂入れ。」
「一緒にぃ?」
「違う。」
「んもぉ。」
しつこくユラユラと揺らすとバサリと布団を剥いでベッドから出た八神は着替えを持ってフラフラと寝室を出る。
「大丈夫か?」
「うん、大丈夫」
「頭痛いとかは?」
「ないよ」
あくびをした八神は「お風呂〜お風呂〜」と歌って風呂場に行った。
その間にソファーに置いたままだった毛布を片付けて、飯を作った。
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