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第117話
「ん、む…ふ、ぅ、う」
「もっと舌使え」
「ちゅ、ぅ、は…っぁ、ぇ」
若頭さんのを口で気持ちよくしてやって、ローションで濡れた東雲の指が俺の中を弄る。思った以上に与えられる刺激は強い。
「緋、それ琴音に突っ込んでろ」
「あ、な、にっ、何!」
「ただのバイブだ」
解されたそこに冷たいそれがあてがわれてゆっくり中に埋められる。たまらず泣いているとバイブが動き出して若頭さんのを舐めるどころか口を開けて喘ぐことしかできなくなった。
「気持ちいいか」
「あ、は…き、もち、ぃ」
確実に快感を拾って乱れていく俺を若頭さんは楽しそうに目を細めて見ている。
「だいぶ解れてるな」
「あ、っん、あ、はぁ…はぁ、ンっ」
「琴音、ゆっくり息しとけよ」
「あ、え?…何、する気っ?」
その質問の返事は返ってくることなく。
バイブを埋められたそこに、熱があてがわれる。
「あか、あかんやめて!やめて!そんな、無理っ!痛い、から、入らんからっ」
「大丈夫だ、これだけグズグズだからな、切れることはねえよ」
そうしてゆっくりと埋まっていく熱に、胃の中のものが全部出て行きそうになる。確かに痛くはない、けど苦しくて額に浮いた汗がポタポタと落ちた。
全部が埋まって少しすると激しく動き出した若頭さん、そのせいでもう目の前が白く霞んでくる。
「へ、あ、あ、あ!ひぃぁあッ!あ~ッ!やめっあ、うぅ!あッ!あっ!」
「おい緋、口に突っ込んでやれ」
「…ひっ、ん、んぐ、ぅふ、ふぁ、ん…んっ」
東雲のデカいのが口に突っ込まれてわけもわからず、そのまま意識は暗い世界に沈んだ。
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