39 / 42

★久しぶりにひとつの諒と麻也王子→19-38

「…麻也さん、愛してるよ…」  脚を広げられた麻也は、 息を止めて、その時を待って… (…あ…) 寸止めかよ…諒…ずるい…でも…サービス…しとこ… 「…諒、早く入ってきて…」 …それを聞いた、自分を見下ろす諒の、驚いた、次の笑顔が切なかった… …と… (…っ…痛い…) …でも、それはすぐに快感に変わって… …諒と、つながってる… …ひとつになってる… 「…諒…は・・・ん…もっと欲しい、もっと入ってきて…」 しかし諒は腰を進めたり引いたりしながら、 「…麻也さんが…愛してる、って言ってくれたら…」 麻也はいつものように話をそらしたり、焦らしたりはせず、 喘ぎながらもまた誓うように言った。 「諒、愛してる…また一つつになれて嬉しい…ふっ…あぁ…」 我慢しないで、麻也はもう、のぼりつめてしまう。 諒とつながっているところも…全部… 諒の方も、 「麻也さん、俺も…気持ちいい、ごめん…」 (諒…ホントに俺のこと…) よかった、またひとつになれたよ…、 また俺のこと、好きに戻ってくれたのかな…  …すべてが終わって、諒は麻也の横に転がると 「麻也さんごめん、俺ってやっぱ早いかも、っていうか、麻也さんが気持ち良すぎるのっ!」 と、恥ずかしそうに叫ぶと、照れ隠しなのか、ダッシュで後片づけをしてくれる… 麻也が2倍いい思いをしたことをからかうことも忘れて…

ともだちにシェアしよう!