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第41話

葉月side あの日体育の授業中に少し怪我をしてしまった そんな大したことでもないのに回りがうるさいので渋々保健室にきた。 先生は不在の札が壁にかけてあったけど取り敢えず絆創膏だけもらって帰ろうと思い中に入ると人の声がした 「っんだよ…この痕…まさか…親父さん…」 「ちがっ…違うよ…セフレ…セフレと会ったの…」 「…ウソ…だね…お前…ウソ下手すぎ…下も脱がすからな…」 「すげーな…この数…ケツは?痛くねぇ?切れてたりは?」 「え?あ…多分大丈夫だと…」 「ケツ向けろ」 「ちっ…切れてんじゃん…大丈夫なはずねぇだろ…ちょっと待ってろ…軟膏取ってくるから」 聞く気なんてなかった…でも声が…知った人だったから足を止めていた。こっちにくる… 急いで棚の影に隠れ息を潜める。カタカタと音がなり暫くするとまた戻っていった。早くここから出ればいいのに…足が動かなかった 話の内容からすると水無月が親父さんと関係を持ったと言うこと。セフレがいるということ。それがわかった… 胸がざわめいた。まさか…あの水無月が? 「お待たせ。朝からなんかおかしいって思ってたんだよ…ほら。塗るから見せて」 「ん…っ…あんっ…」 水無月の甘い声にズクンと中心部が熱を持った… やば… 「エロい声出すなよ…我慢できなくなるだろ…」 雪輪の言葉に激しく同意した 「む…つきっ…」 まるでやってるみたいな声に熱がたまる。俺…最低… 「はいはい。すぐ終わるから待て。よっし…終わり。ほら服着な…」 「なぁに?美空… みーそーらー…犯すぞぉー離れろ…」 きっと水無月が雪輪に抱きついたのだろう。あいつはそういうところがあるから 「やっ…やだ…ねぇ。抱いて?睦月」 抱いて?雪輪にねだってる?水無月が?え? 「だぁめ。お前は葉月先輩が好きでしょ?それなのにそんなことしたらお前は葉月先輩に顔向けできなくなるよ。初めて好きになった人でしょ?あの頃とは違うんだから…」 え?俺?俺のこと好き?水無月が?あの頃?何? 「でも…でもっ…実の父とヤった時点でもう…ダメでしょ…だから…忘れさせてよ…睦月…」 「はぁ…わかった。どうせ今日は俺んちで勉強するはずだったし…家に帰ってからね」 「ん…」 「だから今は我慢して?」 「わかった…」 二人はいつからそういう関係なんだろう…話からすると二人は過去にそういうことをしているのだろう… 可愛い後輩たちの性事情をこんな形で知るなんて… どうにかうまく動かない足を動かしその場を立ち去った

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