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第57話
先輩はひたすら…うまかった…本当に男初めて?
うますぎて…余裕なかったんだけど…
「美空…大丈夫?」
「気持ちよすぎて…おかしくなりそうでした…」
「良かった…俺さ…実は…初めてなんだ…誰かを抱いたの」
「…抱かれたことは…あるんですか?」
その言い方だと…経験あるみたいで…
「いや…違くて…俺さ…女の子とも…経験ないんだよね」
「え!!うそっ!!」
「引かれたくなくて…周りには黙ってたんだけど…だから…美空が…全部初めて…キスも…セックスも」
「え!!え!!え!!まさかっ!!あれ??」
「あー…やっぱ引いた?」
「いや…あの…意外すぎて…だって先輩はかなりモテるし…それに…えっと…かなり…うまかったから…キスも気持ち良かったし…体も痛みなんて無かったし…あの…嬉しいです…初めての相手が俺なんて…嬉しい…」
まさかのことに驚きすぎた…
「よかったぁ…嫌な思いさせたらどうしようって思って…ずっと…我慢してた…」
「そうなんですか?」
「だってお前すげーいい匂いするし…一緒にいる度押し倒したかった…お前堪能したかった…」
「その言い方…変態臭いです…」
「うるせ…」
嬉しすぎて先輩の胸に頭を押し付ける
「ちょっ…美空…だめ…だって…そんなしたら…」
先輩の中心部がゆるりとまた立ち上がってきた…
「もっかい…します?」
「それ…だめ…我慢できないじゃん…」
「いいですよ…俺も…同じだから…」
その後何度も交わり終わった頃にはクタクタだったけどとても幸せだった。
「ぼちぼち親父さん帰ってくるよね?」
「あ…ほんとだ…もうこんな時間。大丈夫ですか?家の方は」
「ん。うちは大丈夫」
「お風呂入っていきます?なんならご飯も作るし…一緒にどうですか?」
「いいのか?体きついだろ?」
「大丈夫ですよ」
その時電話が鳴る
「父さん。どうしたの?そっか。わかった。気を付けてね」
「親父さん何て?」
「帰りに古い友人に会ったからもう少し遅くなるって。その人父さんの幼馴染みさんだから…泊まりになるかも?」
「そう…」
「先輩…泊まっていきます?」
「え!!いや…流石に…」
「だめ…ですか?…明日も休みだし…まだ一緒にいたかったのに…」
「っ…ばか…そんな顔すんな…」
「え?」
「わかった…じゃあ…お言葉に甘えて…家に電話する」
「はい。」
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