久しぶりの璃人さんの部屋は相変わらず綺麗で 「こっちおいで」 璃人さんに呼ばれ部屋にはいる。璃人さんの部屋は５部屋ほどある。一部屋は寝室。もう一部屋は書斎兼仕事部屋。残りは何もなくがらんとしていたのだがそこが様変わりしていた 「こっちの部屋にサンプル置いててそっちがアクセサリー作るとこ奥は革小物とかつくるとこだよ」 サンプルの部屋に行くと様々なものが置いてあった。 「誕生日なら…やっぱりアクセサリー作る人が多いかな」 「そうなんですね」 「自分でデザイン考えるからその人だけの特別な物になるよ」 色々悩んで結局リングを作ることにした 「もしかすると誕生日には間に合わないかも」 「芙蓉さんのことだから気にしないと思うよ。俺がプレゼントとか言ったら喜びそう」 「葉月先輩はそんな人じゃないですよ」 「そうかなぁ？芙蓉さん美空くんのこと溺愛してるからかなり喜ぶと思うけど」