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第77話
璃人さんの薦めもありデザインも先輩に似合いそうなのを一緒に考えて貰った。
元々手先は器用な方だけど先輩を思いデザインしたものは意外に難しくやはり誕生日には間に合わなかった。
当日。約束していたのでケーキを買い料理の材料を買い貰っていた合鍵で中に入る。
帰りは遅くなるって言ってたから色々準備して待った。
いい時間になり先輩が帰宅した
「おかえりなさい」
「ただいま」
プレゼントはちょっとしたものを取り敢えず渡すことにした
二人でお祝いをして夜が更けていく
「先輩。これ…プレゼント…」
「ありがとう」
嬉しそうに受け取ってくれて安心と不安が同時に襲う。
これをこれだけ喜んでくれてるのに…リング…重いかな…
「どした?」
「ううん。喜んでくれてよかった」
「美空。わがまま言っていい?」
「俺ができることなら」
「じゃあさ…こっち来て」
先輩が自分の膝の上をトントンと叩く
「そこに…乗るの?」
「うん。だめ?」
「だって重いよ」
「重くなぁい。おいで」
先輩に両手を広げられる。その腕の中に飛び込み先輩とみつめあう形で膝に股がり膝に座るとそのままキスされた
「可愛い…美空」
「可愛くないです」
「可愛いの。ねぇ…美空」
コツンと額を合わせにこりと笑う。
急に艶っぽくなった先輩の声に体温が上がる
「今日は寝かせないよ…いい?」
「…っ」
「ふふっ…顔真っ赤…なぁに想像したの?撮り溜めた映画とか見るだけだよ」
「っ…先輩の意地悪…」
「はぁ…たまんない…可愛い…」
抱き抱えられたまま寝室へ運ばれる
「ちょ…先輩…お風呂…お風呂入らないと…汚いよ…」
「汚くなぁい」
そういうとするりとTシャツの隙間から手を差しこみ撫でていく
「んっ…あ…」
「可愛い…」
先輩は胸の飾りにたどり着くとくにくにと遊びだす
「美空…エッチだね…もうここ…つんって固くなって立っちゃってるよ」
「あっ…はっ…先輩が触るからっ…んっあっ」
「ほんと…感じやすいよね…俺…心配…」
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