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第100話

陽平side 最近祥が変だ。 彼氏と付き合いだして初めの頃は凄く嬉しそうにしてた そのうち付き合っている相手が俺たちが小学生の頃実習生で来た久富 一輝だと教えてくれた あの先生があの頃祥一と裸で抱き合っている姿を何度か見かけたことがあった。 一部の人しか来ないような場所で行われていた。 始めは何をしているかわからなかったけど祥一が泣いて叫ぶ姿が目に焼き付いていた。 怖くてその場から逃げ出した。 走って走って家についた頃にはもうへとへとだった。 そんなある日おそらく従兄弟の高校生である義之が忘れていったのであろう大人の雑誌を見つけてしまう。 その中に祥一と先生の姿と同じような写真を見つけた。 それをパラパラと捲っていたら親父が来てそれを取り上げた。 子供が見てはならないものだと曖昧に注意されじゃあ祥はダメなのにあんなこと?だったらやめさせないと。 そう思い祥と話したが祥は認めようとはしなかったし先生のことを必死で庇っていた 本人が言うなら俺はそれ以上は何も出来なかった。 それなのに泣き叫ぶ祥をその後も本当にたまたまだが見かけてしまいでも…結局何も出来ずに時は過ぎ実習期間は終わった 祥が本当の笑顔を取り戻したのは暫くたってからだった その頃先生が祥の自宅へ出入りしている姿を何度も見た。 何となくそれは誰にも言ってはいけない気がして口を噤んでいた

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