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第101話
陽平side
祥の家は共働きでかなり帰宅は遅い。
両親が何を思い久富を家にいれていたのかわからない。
あの泣き叫ぶ声も漏れ出るわけでもないし嫌な感じもしなかったからそのまま放置していて気付けばあれから3年の月日が流れ俺たちは中学生になった
祥は小学校の高学年に入り少しずつ背も伸びていて俺より相当小柄だったのに今はあまり目線が変わらないほど大きくなり可愛かった見た目もガラリと変わり誰もが認める綺麗な姿になっていた
祥は俺の知っている男や女の中でも群を抜いてきれいだった。
勿論モテた。でも誰とも付き合わなかった。
俺とは真逆。俺は言い寄ってこられたら付き合うまでいかなくても体の関係は持った。
自分でもクズだと思う。でも求められると安心できた。
俺を必要としてくれる人がいるということに
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