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第106話

その後は恐ろしいくらい平穏な生活をしていた。 一輝とは相変わらず一緒にいるし今や両親公認で何の障害もなかった 一輝と付き合って早五年。 俺は高校2年になった。陽平とも相変わらずつるんでいる。 相変わらず下半身男な陽平は今日も違う誰かをつれていた そんなとき事件が起こった 「ねぇ。祥一くん」 「何?」 「陽平くんと別れて」 「は?どういうこと?」 「恋人いるからセフレ以上にはならないっていってるんだよね。恋人がいなければ僕をセフレから昇格してくれるんだって」 「で?それが何?」 「君が彼の恋人でしょ?」 陽平は確かに恋人がいる。確か一輝より年上の男性 年上だからか何にでも寛容な人で遊びたければ遊べと言うような人 「待って。俺は陽平と付き合ってない。恋人じゃないけど?陽平に聞いたの?俺が相手だって」 「そうだよ」 あの…バカ…また人を利用しやがって… 「悪いけど相手は俺じゃない」 「陽平くんが嘘付く訳ない!!」 面倒な子に好かれたな…陽平のやつ 「はぁ…そもそも付き合ってないのに別れろとか無理だよ。陽平にちゃんと確認してきてくれる?迷惑なんだけど」 目の前の小柄な子が顔を真っ赤にして拳を握っていた。 「じゃあ。俺行くねっ…な…」 そのまま意識を失った俺が次に目を覚ましたのはどこかの倉庫だった 「マジかよ…陽平のやつ…ただじゃおかねぇ…」

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