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第140話

「もしもし。みーくん?久しぶりだね」 『祥一さん。父が昨晩はお世話になりました』 「あのさ…昨日久しぶりで飲ませ過ぎちゃって陽平まだ起きないんだよ。今日休みでしょ?だから起きるまで預かっておくわ」 抱いたなんて言えやしない…ごめんねぇ…みーくん… 『わかりました』 「ごめんねぇ…」 『いえ。ご面倒かけてすいません。よろしくお願いします』 「うん。起きたら連絡させるね」 『はい』 みーくんの声…確かに何か色っぽかったな…恋人が、お泊まりしたかな…? なかなか風呂から上がらない陽平が心配で浴室を覗いた 「陽平…大丈夫…?って…おまっ…」 「体の疼きが止まらない…お前上手すぎだから…」 色っぽい表情で自慰に励んでいる陽平がいた。 あまりにも綺麗で思わず喉を鳴らした 「おさまんねぇ…」 そういうと俺を浴室に引っ張り壁に押し付けた 「何?…」 「お前に…いれたい…」 あぁ…やっぱそうなる? 「いいよ…俺向こうにいる間誰ともしてないから…優しくして?」 「うん…」 やっぱり、こっち側だな…俺が陽平とやるときは… 気持ち良すぎて堪らなかった 「おまっ…優しくしてって言ったのに…」 「お前が可愛いのが悪い!」 結局足腰が立たなくなったのは俺の方…ベッドに運ばれ更に抱かれた… 「やり過ぎた…ごめんね」 「思ってねぇだろ…」 「うん。お前だって喜んでたし」 「うっせ…」 「取り敢えず一旦帰るよ。また連絡する」 「うん…」 寂しいな… そんな気持ちが出ていたのか陽平が柔らかく笑って啄むようなキスをくれた ベッドの上でみーくんに電話をする陽平を口を押さえながら見詰めてた 「美空!ごめん!!飲み過ぎた」 『たまにはいいんじゃない』 「ごめんなぁ。これから帰る」 『気を付けてね』 「ん。じゃあな」 電話を切りイタズラな笑顔で俺を見る 「んっ…何すんだよ!!」 電話しながらも俺の感じやすいところを撫でていた陽平を睨む 「ふふっ…声我慢してるお前可愛かった…もう一回やりたいな!」 「いや!無理!それより早く帰ってあげな」 「ちっ」 「舌打ちすんな!」 「またな…祥…ちゅっ」 「もう…」 「顔真っ赤…」 「うるせ…」 帰り支度をし帰っていく陽平の後ろ姿を目で追う。 陽平が帰ってやっと動けるようになった頃にはもう夕方。 重い体を無理矢理起こして食事を取った

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