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第143話

あれ? 食事を準備しテーブルへ運ぶ テーブルの上に何かある?陽平の社員証だった 「珍しいな…あいつが忘れ物なんて」 それが陽平の仕掛けたものだとは気付かずに電話をした。 正直嬉しかった。また陽平に会えるから… 帰った後寂しくて堪らなかったから。 昨日今日と体を重ねただけでこんなにも陽平に会いたい… 「俺…弱ってたんかなぁ…」 ぼんやり呟いた 漸くして陽平がやって来た 扉を開けた途端壁に押し付けられ深く口付けられた 「んっ…陽平…」 「会いたかった…祥…」 「数時間前まで一緒にいたじゃん」 「でも会いたかった。お前は違う?」 「…会いたかった…」 「…可愛い…」 「ちょっ!!何?」 次の瞬間陽平に横抱きにされてた 寝室につれていかれベッドに縫い付けられる 「いい?祥?」 「ダメって言ってもやるんでしょ?」 「わかってんじゃん」 そしてまた抱かれる。 ずっとこのまま陽平の隣にいたい…

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