143 / 184
第143話
あれ?
食事を準備しテーブルへ運ぶ
テーブルの上に何かある?陽平の社員証だった
「珍しいな…あいつが忘れ物なんて」
それが陽平の仕掛けたものだとは気付かずに電話をした。
正直嬉しかった。また陽平に会えるから…
帰った後寂しくて堪らなかったから。
昨日今日と体を重ねただけでこんなにも陽平に会いたい…
「俺…弱ってたんかなぁ…」
ぼんやり呟いた
漸くして陽平がやって来た
扉を開けた途端壁に押し付けられ深く口付けられた
「んっ…陽平…」
「会いたかった…祥…」
「数時間前まで一緒にいたじゃん」
「でも会いたかった。お前は違う?」
「…会いたかった…」
「…可愛い…」
「ちょっ!!何?」
次の瞬間陽平に横抱きにされてた
寝室につれていかれベッドに縫い付けられる
「いい?祥?」
「ダメって言ってもやるんでしょ?」
「わかってんじゃん」
そしてまた抱かれる。
ずっとこのまま陽平の隣にいたい…
ともだちにシェアしよう!