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第25話

「リバーサイドカフェへようこそ!」 この間も迎えてくれた人がそこにいた 「こんにちは!お久しぶりですね」 「覚えてくれてたんですか?」 「はい!だってあんなに美味しそうに食べてくれたから忘れっこないです。この間の席でいいですか?」 「はい」 「お連れ様イケメンですね!彼氏さん?」 「幼馴染みなんです。彼も甘いものが好きで」 「そうですか。ではぜひ堪能していってくださいね」 席に案内され注文すると彼はお手本のようなお辞儀をして去っていった 「すげー…あの人…一般人かな?」 「さぁ?ここさみんなイケメンなんだって。かなり目の保養になるよ」 そういうと睦月は店を見渡した 「マジだ…スゲー…顔で選んでんのかな?」 「わかんないけど顔だけじゃなくてみんな接客も良いんだよ」 「確かに…」 「こんにちは。みくちゃん」 「て…店長…どうしたんですか?」 「君に頼みがあって」 「私に?」 「彼氏さんも一緒で良いからケーキ食べたら茜に…あ、あそこの黒髪の奴に声掛けてくれる?」 さっき席に案内してくれた人に目配せをする店長の横顔を見詰めた 「わかりました」 「じゃあごゆっくり」 「ありがとうございます」

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