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第26話
話ってなんだろう?全く予想もできなくて。
目の前に置かれる宝石たちを黙々と口に運ぶ
やっぱり最高に美味しい
「睦月。美味しいね」
「っ…かわいっ…」
「ん?」
「…っ…あぁ。うまいな」
「店長さんが作ってるんだよ」
「へぇ。あんな厳ついおっさんが」
「おっさんいうな。カッコいいじゃん…あんな大人になりたい」
「まぁ。憧れるよな」
二人して全て平らげる
「旨かった…」
「でしょ?やっぱ幻って言われるだけあるよね」
「だな。間違いないな」
「じゃあ…茜さん呼ぼうか」
「そうだな」
茜さんに目配せするとすぐに気が付いてくれた
「いかがでしたか?」
「今日もおいしかったです」
「良かった。では事務所にご案内しますね」
茜さんに着いていくとカウンター横の扉へ案内された。扉の奥は短い廊下があって左右に扉がある
「左が着替えたりする部屋でこっちが事務所です。左の奥に二階への階段があって店長と副店長の住まいになっています。さぁこちらですよ。店長。お連れしましたよ」
「ありがとう。茜。さなえにお茶持ってきてもらうように伝えて?」
「わかりました。どうぞ」
「「失礼します!」」
「あははっ。仲が良いね。声揃ってる。そんな畏まらなくていいよ。掛けて」
「「はい」」
「店長。入ります」
「どうぞ」
「失礼します」
これまた綺麗な人がお茶を運んできた。
この間の亀次郎さん並に綺麗だ
「サンキュ。さなえ」
「いえ。こんにちは。みくさん。」
「え?何で名前。」
「店長に聞きました。とても美味しそうに食べてくれるからって店長喜んでましたよ。じゃ俺は。失礼します」
さなえさんを見送り店長へ向き直った
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