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第60話 南條先生のつぶやき

【南條視点】 卯月の家族は……はっきり言って、全員変わっていた。 けど、ゲイで未成年に手を出した俺を非難することなく、むしろもっとやれ!的な雰囲気で歓迎してくれて……いや、そこが普通と違うところなんだけど。 とにかく同性愛に対して偏見のない、いい家族だなって思った。 卯月が素直で可愛いのは、すごく愛されて育ったんだなって、あの家族を見てたらなんとなく分かる。 少し虐げられてる感はあるけど、女性が多い家族はどこもそんな感じなのかもしれない。 本当に、うちのクソみたいな家族とは月とスッポンだ。 お父さんの晴樹さんとはなかなかゆっくり話せそうにないけど、まあ3回くらい会えば慣れてくれるだろ。美人は三日で飽きるっていうのはブサイクなヤツが勝手に言いだしたことなんだろうけどな! 飽きられてたまるかコンチクショー。 初対面で鼻血噴かれたのはさすがにビックリしたけど……。 晴樹さんは卯月にそっくりな(卯月が似てるんだけど)平凡顔で可愛かった。 モロ好みのタイプ。俺本来は年上好きだし。 まあ、卯月には絶対に言わないけど。泥沼不倫なんて勘弁だしな。 しかし、卯月と姉たちの趣味には驚かされた。 でもまー、そのくらいの趣味なら誰でも一つや二つは持ってんだろ。俺だってそうだし。 ちなみに俺の趣味はもう公表したが、非合法でエッチなクスリを作ること。 どっちかっつーと俺の方が危ない趣味だ。下手すりゃ捕まるレベル。 だからホモの漫画を描いてるくらい健全健全、可愛いもんじゃねーかって思う。 それにしても、今日エッチした時の卯月は本当に可愛かった……!! なんかすごいエロい言葉連発してたけど、それって趣味の影響なのだろうか? だとするとちょっと教育に悪い気もするけど、俺が教育語るなってハナシだしな。 うん、無問題だ。 エロさに罪なし! こういう寛容な家で育ってるから、俺が自分の家族には紹介できないって言った時に『なんで?』って残念がるかなと思ったけど、恐いっていう普通の感覚も持ってるみたいで安心した。 別に紹介してもいいんだけど、わざわざ傷付けるために紹介したくないだろ? できることなら一生会わせないでいたい。 親が死んだときの遺産はがっぽり貰うけどな 俺の腕の中ですやすやと眠る卯月は、天使かよって言うくらい可愛い。 ピンク色の乳首や可愛いチンコにも悪戯してやりたい……。 でも迂闊に手を出すと止まらなくなるからな。さっきマジで止めなきゃよかった。親姉妹公認とかありがたすぎる。 明日は俺の部屋に連れ込んで、ずーっと飽きるまでセックスすっかな……フハハハ、想像したら股間が熱くなってきたぜ! おっといけない。 よそん家のトイレで抜くとかそんな無粋なことはしたくないからな。 静まれ俺のジュニア!ジュニアっつってもデカいけど。 なんてことを考えてる内に、俺にも睡魔が襲ってきたので大人しく寝ることにした。 そしてその夜、俺は卯月と男性化した如月さんと晴樹さんと4Pする夢を見たのだった。 ゲスいって言うな。 知ってるから。(開き直り)

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