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第6話
「とりあえず服着ましょうか」
「はぁい」
おまるに興味津々だった純は、彼女にされるがまま、ブカブカのシャツを脱がされて、買ってきたばかりの服を着せられる。純は新しい服にキャッキャッと喜んで、楽しそうに部屋を駆け回った。
「おねぇさん、もーかえっちゃうの?」
「うん、またね」
「たぁっち」
純は田中と手をパチンと合わせて「ばいばい」と腕を振る。
田中を見送った後は、目新しい玩具に釘付けの純を構いながら仕事をした。玩具で遊んでいるうちは大人しくて、手もかからないので、急ぎの仕事は全て片付けられた。
ふと、純に目を向けると、どうやら様子が少しおかしい。
「どうしたの?」
声をかければ、ビクッとしてこちらを向く。
「えっと、あのね……」
股間に手を当てて我慢するように、もじもじと腰を揺らすこの仕草は、間違いなくあれだ。ズボンと下着を脱がせて、おまるに跨がせる。
少しすると、しーっと水の音が部屋に響いて、強ばっていた純の顔も元に戻る。純は下を向いて自分のそこを確認すると、俺のことをチラッと見た。どうやら、子供になった今は恥ずかしさもないらしい。
「でた」
「うん、かたづけてくるから、ズボンとパンツはいててね」
おまるを持ってリビングを後にし、素早くおまるの処理をして部屋に戻ると、純はまだ何もはいていなかった。
それどころか、自分のそこを指先でびょーんと引っ張って遊んでいる。
「じゅーんー。パンツはいてって言ったよね~?」
ピクリと反応した純は、すぐにやめてパンツを手に取ったので、それ以上言うのはやめた。ひとりで着るのが大変そうだっから手伝ってあげて、ようやく一段落する。
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