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第182話 唯side

「んぅ〜」 「さっきしたから後でな」 「やだぁ〜!今するの!」 どうやら酔った玲緒はキス魔になるらしい。 キスをしたがって離れてくれない。 後で、とかちょっと待ってな、と言っても「やだやだ!」と目を潤ませながらキスをせがんでくる。 どうしようかと考えていると良い案が浮かんできた。 「いいけど、玲緒のここにもキスさせて?」 そう言って半分はだけている浴衣を捲って胸の頂点にある飾りに触れた。 「ひぁっ、や、やだ…やめて!ね、ちゅーしよ〜ちゅー!…ぃあっ!」 口に含んでちゅうっと吸いあげた。 普通の男子高校生だったら吸い上げられたくらいじゃくすぐったいと感じるだけだろうが玲緒はそうじゃない。 本人には教えてなかったけどセックスをする度に時に感度が上がっていて、開発済みといっても過言ではないはずだ。 玲緒は特に右が弱い。 「ふぁ、んん〜きもちい………ぁっ」 玲緒の中心はだんだんと熱を持ち始めていて、浴衣の薄い布からは、はっきりと分かった。 「触ってもいい?」 断られても触るけど、と心の中では思いながら一応確認するように聞いてみた。 すると玲緒は恥ずかしそうにもともと火照って赤い顔をさらに赤くして俯きながら小さく頷いた。

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