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第183話 唯side

「んんっぁ、そこ、やぁっ!ひっ、」 膝の上に玲緒を乗せながら玲緒の自身をゆるゆると上下に動かしていた。 ぴくぴくと体を震えさせていて、体をくたっと唯に預けきっていた。 「玲緒、これ使ってみてもいい?」 機嫌の良い今日なら使わせてくれるかもしれない…。そう思って箱から取り出したのはエネマグラ。 玩具を使ってセックスした日から、玲緒は道具を使うのを激しく嫌がっていた。 玲緒は当然分からないようで頭を傾げている。 「もっと気持ち良いよ…?」 「……じゃあ、する」 そう言った玲緒を四つん這いにさせて蕾にローションを纏わらせた手を当てた。 指を2本いれてくるくるとゆっくりまわしてみる。 「ふ、ぁ………」 なんとか入りそうだ。 指を抜いてからエネマグラを蕾に当ててぐいっと押し込んだ。 「………ぁ、ひゃぁっ、や、やだぁ、ぐりぐりやめてぇっ!む、りむりっ!」 くいくいと動かしてみると見事、前立腺に当たったようでぺたんと腕に力が入らなくなって、お尻だけを突き出す形になった。 「大丈夫だから」 そう言って玲緒を落ち着かせるために宥めようとしても玲緒は首を横に振るだけだった。 「ん、まってぇっ、いま無理なの!やっ、やだってば〜!あっ、うぅ…」 玲緒はゆっくりと体を起こして俺の腰に抱きついてきた。 「あのね、れお、がんばるからね…ゆいの、いれてほしいの…」 玲緒は酔うと自分のことを「れお」と呼ぶらしい…可愛い… 「わかった、いいよ」

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