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第324話
「ふっぁ、や、もういい…っ」
何度も何度も執拗く乳首を弄る唯。
ぐりぐりしたり、ピンって弾いてみたり。
もう俺の乳首は真っ赤になってる。
気持ちいいけど全然足りてない…。
早く唯のが欲しい。
「こわく、ないか?」
「…唯だもん…こわくないよ」
唯ならこわくない。
俺に痛いことや辛いこと、嫌がることはしてこないっていう安心感があるから。
今だって俺がこわいと思ってないかちゃんと聞いてくれる。
多分、唯は俺の事をたくさん考えていてくれる。
その証拠にいつもより愛撫は長いしキスも多い。俺の後孔にはまだ触れていない。
そんな優しい唯がいっそう好きになってまた惚れ直しちゃう。
「指、いれるぞ」
「うん……ぁ、っ」
唯の指が俺の中に入ってきてそこを慣らす。
久しぶりの感覚で、ちょっと変だけどすぐに快感へと変わっていく。
「指、もっと…ふやして……っ」
「ん」
気持ちいい、もっとほしい。
前立腺を掠めるところで唯の指が動き回る。
それがちょっと切なくて、悲しくなったりする。
「ゆ、い……もっと、奥っ…ぁ」
「ゆっくり慣らそうな」
唯に抱っこされる形で後孔を慣らされる。
早くほしいのに、唯の優しさから後孔の愛撫も長い。
それにベビードールを着たままでヒラヒラしてるのが恥ずかしくてもう嫌だ……。
脱ごうとしたら唯に「着ててほしい」って珍しくお願いされたから着ていることにした。
「も、いい…それより、はやく…ちょーだい」
「ほんとに?」
「ほんと………奥、たくさん…突いてほしい」
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