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第118話
俺はいつの間にか眠ってしまっていた様で目が覚めると綺麗になった体で唯のベッドに寝かされていた。
隣には気持ちよさそうに眠っている唯がいる。
「ん…」
腰がいつもと比べものにならないくらい痛い。
痛くて立てそうにないのでもうしばらく毛布にくるまっていることにした。
腰をさすりながら、ぼーっとしていた。
結城はどうしてるんだろうなぁ
唯は今何を考えてるんだろう
俺はこれからどうなるんだろう
なんで、なんで、ってやっぱり俺は考え事をしても疑問ばっかりが頭の中に出てきちゃって自分一人では解決出来ない。
難しいことばっかりだ。
そんなことを考えていたら、またうとうとと眠くなってきてしまった。
まぁいいや、もう一回寝ちゃおう。
夢の中の世界では何も考えなくていいからすっごく楽だ。
ケンカをできないのは苦しくて辛くて心がぐちゃぐちゃになって整理がつかないんだけど、そんな時は眠ることにしてる。
眠ったら気持ちがリセットされるような気がして、気持ち良く目覚めることができるんだ。
そして俺はたくさんの疑問から逃げるように再び瞳をとじた。
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