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別の味の虜※

「んぉ…っ、んんぅ、あっ、ン」 「…っう、ン」 絶頂に達した光彦が、至の上に落ちてきた。 程よい重みと汗やら精液やらでぐちゃぐちゃになったが肌が重なり合うのが妙に心地よく、熱い吐息が耳元で聞こえるせいで至の熱は冷める気配はない。 中にはまだ昂った光彦がいて、まるで恋人のようにじゃれるキスを送られる。 「ん…ハァッ、っん、至くんのお尻、メス穴にしちゃった」 「あ、う…ンン、めすあな…なったぁ?」 至は絶頂の余韻と、体内に放たれた自分よりも圧倒的に強い雄の存在を追って、恍惚とした表情を浮かべていた。 頭の働きが鈍り、今は微睡みのような充足感に浸っている。 「みつひこ、さん…もっと頂戴…濃いのもっとぉ…抜いたらだめ…」 「ふ、きゅんきゅん締めてきて、熱烈だね?」 「だ、て…きもち…おちんぽ、好き、…んっ、ぁあん!」 「好きなのはこの太いのだけ?連れないなぁ」 寂しいことを言う至にお仕置きとばかりに、一突き中をずちゅんと鳴らす。 甘い啼き声を楽しもうと、一突き一突き力強く穿ってくる。 「あぁ…っ!?ごめ、なさ…っ!ぁあん…っ」 「秀司と俺、どっちがいい?ちゃんと答えて」 「あっ!あぁ…っ、ひァ…!み、つひこ、さ!みつ、ひこ…さ!すきぃ…っ!」 「ほんとに?これからは秀司の所に行かないって約束できる?」 「ん、ん!する、するっ、みつひこさ、だけ…っ」 端正な顔で瞳をいっぱいにされながら揺さぶられ、涙を溜めたままこくこくと頷く。 イッたばかりの至には強すぎる快感は酷だった。 「他の男もナシだよ?」 「ぁあん…んっ、し、ない、からぁ…っ!」 「じゃあ、約束のキス、できる?」 光彦はとろりと蕩けそうな笑みで、甘ったるい言葉を吐く。 まるで恋人同士のような約束が少しくすぐったく感じる。 (あぁ、顔がいい…) 「で、きる…っ、する…ンぁ、ふ」 手を伸ばして光彦の首に絡め、至もそっと近づいていく。 さっきも何度もキスをしたはずなのに、妙にドキドキする。 鼻と鼻が擦れ合っただけで、身体ははピクリと反応した。 「これで至は俺のだからね?」 「ん、あっ、ン…うん、みつひこさ、のになるぅ」 弱いところを突かれ、揺さぶられるせいで唇を合わせられず、舌で唇を舐めるキスとも言えない拙いもので約束をした。 「やっぱり犬みたいだね、キスも躾ないとダメかな?」 そう言って唇をまた貪られ、躾と称して激しい抽挿が始まるのだった。

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