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「藤崎、どこがいい」
夜、郊外の工業団地。
人気のない道端に車を停めた郷野は、後部座席に凛と共に移動し、華奢な体を自分の上に跨らせて問いかける。
「わ……わかりません」
外灯の薄明かりが差し込む中、ローファーと下の衣服は全て脱がされて足元はネイビーの靴下だけ、上半身にはダッフルコートを纏ったままでいる凛は切れ切れに答えた。
筋張った中指と人差し指で解された後孔には郷野の隆起がすでに途中まで埋まっている。
先月の体育用具倉庫以来となる行為にただでさえ緊張していた凛は、直球なる質問に耳まで赤くした。
「自分で動いて探してみろ」
「……や、無理……です、だめ……」
「動けないか」
問いかけられて凛はコクンと頷く。
すると郷野は凛の細い腰回りに両手を添え、緩やかに何度か腰を突き上げた。
「ぁ……んっ」
「この辺はどうだ」
グチュグチュとペニスが内壁の狭間を刺激する。
天井の低い、冷えた車内、下肢に燻る熱に微かな悲鳴を零して凛は首を窄めた。
「それとも、ここか」
後孔入り口の辺りを艶やかに濡れ光る先端が意味深な速度で行ったり来たりする。
「ふぁ……せんせ、ぇ」
「……熱いだろ、藤崎」
郷野は繋がった下半身もそのままに生徒のダッフルコートを脱がしにかかった。
フロントのトグルボタンが外される。
重ね着した服越しの些細な接触も甘い刺激にすげ替えられて、凛は一つ一つ敏感に感じてしまう。
脱がしたコートを助手席シートに引っ掛け、カーディガン姿となった凛の柔らかな双丘を郷野は造作なく露出させた。
滑々した肌身に両手を寄り添わせ、次は強めに突き上げてみる。
ごんっ
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