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「ふ……ぁ……はぁ……っ、ん」
これまでに濃密な逢瀬を数回重ねても尚、未だ奥手な舌先に飢えた舌を絡ませる。
唾液を纏わせて巧みに口腔を擽りながら、カーディガンとシャツをたくし上げ、素肌の温もりを掌で存分に満喫する。
親指の腹で軽く胸の突起を擦り上げれば華奢な肢体はぶるりと震えた。
「そこ……くすぐったいです」
両足を開かせ、その間に割り込んだ郷野は、凛の上体を覆う衣服を肩まで捲り上げた。
うっすらと色づく突起に唇を被せる。
舌端で丹念に舐り、ここぞとばかりに刺激を与える。
「ん、ん……!」
教官室の暗闇とデスクライトの明かりが生み出す陰影はひどく興奮を煽った。
身の内で滾る欲望に屈服して華奢な生徒を傷つけないよう、獣性の本能を抑え込み、郷野はいつも以上に細やかな愛撫を凛の肌身に綴った……。
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