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みっきーの誕生日☆63

おお! 玲音と咲哉も頭 下げてくれた・・・! これは心強い・・・! 『『『お願いします!!』』』 3人揃って 頭を下げて父さんの反応を待つ。 ───数十秒後・・・ 沈黙を破り、 聞こえてきたのは・・・・ 『・・・・・・・う"あ"あ"あ"あ"・・・・』 地を這う・・・重低音の・・・ おどろおどろしい うめき声。 ────っっ!? 『・・・・あ"あ"あ"あ"・・・・・・』 『・・・と、父さんっ!?』 聞いた事もない不気味な声に 慌てて顔を上げると・・・ 父さんは テーブルにおでこを くっつけて どよーんとした空気をまとって撃沈していた。 『・・・と、父・・・さん?・・・大丈夫?』 『・・・・・・・・・』 お父さんは・・・動かない。 ヤ、ヤバい・・・! ショックが大きすぎた・・・とか?? ど、どうしよう・・・! 俺のせいだ・・・っ!どうしよう!! 『れ、れれ玲音・・・ささ咲哉・・っ・・・・』 隣の玲音と咲哉に助けを求めようとした・・・ けど、こっちはこっちで 頭を下げたまま ピクリとも 動いていなかった。 ────え? ええええ??? さっきの、あの、父さんの不気味な声 聞いて 微動だにしてないの??? コイツら・・・ ───すごい! 俺と違って度胸が座ってるというか 肝っ玉が強いというか・・・ こうゆうトコ、すごいよなー・・・・ なんて、一瞬 今の状況を忘れて 2人を繁々と見つめていたら 『・・・・やっぱり・・・・・』 いつの間にか 父さんが顔を上げて俺を見ていた。 『ああああ・・・やっぱりぃぃ・・・』 『・・・・・・・え?や、やっぱり?』 って・・・なにが? 『あ"あ"あ"あ"・・・』 また、父さんが頭を抱えて 何故か左右に揺れながら呻きだした。 『・・・と、父・・・さんっ・・・?』 こ、怖い・・・! どうしようっっ! 『れ、玲音・・・さ、咲哉・・・っ・・・』 両隣の2人に助けを求める・・けど 相変わらず2人は動かない。 ・・・っ!? ・・・コイツら・・・ すごいっつーより・・・・・・変っ!!! なんなの? なんて動かないの? もしかして、寝てんの? 俺ひとりで どうしろってんだっっ!! 助けろよーっっっ!!!! もーっっ!

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